日本で働く先輩たちvol.2
~技能実習生編~

日本で働く先輩たち

今回は、ミャンマー出身のテテさん

今回ご紹介するのは、テクノスマイルの宮若工場で働くテテさん。
はにかんだ笑顔が素敵な好青年です。職場の仲間たちからは、テテさんの愛称で親しまれています。

来日暦
3年
出身国
ミャンマー
趣味
読書、車
まずは自己紹介からお願いします。

テアウンテです。ミャンマーのmagwayから来ました。

7人兄弟の5番目で、金曜日生まれです。
ミャンマーでは、生まれた曜日によって名前の最初の文字が決まります。金曜日は、 taとhaから始まる名前になります。なので、名前を聞いたら何曜日生まれかがわかります。

いま日本に来てどれくらいですか?日本に来ようと思った理由は?

もうすぐ3年です。あと3か月で実習が終わります。
車がすごく好きで、ミャンマーでは、車を作る工場で働いていました。
日本の技術を学びたくて日本に来ました。両親もすごく喜びました。

日本語はどれくらい勉強してきましたか?

ミャンマーで1年間勉強しました。朝8時から夕方4時まで授業で、夜6時から9時までは自習をしました。
日本に来てからは、日本語を笑われるかと思って、最初はあまりしゃべらなかったですが、皆が優しくしてくれたので、6か月くらいで慣れて話せるようになりました。

好きな車に関われる仕事なので嬉しい。
コミュニケーションをたくさんとって、
しゃべることが大事。
日本の印象は?

日本に来る前、ミャンマーのテレビで、すしの握り方とか日本の車のこととかを見たことがありました。技術が高い国という印象です。
来る前と来た後のイメージは変わらないです。
人がやさしいし、静かで、のんびりしています。

日本の人は静かでゆっくり話します。
ミャンマーの人は声が大きくて、人がいても大きな声で歌ったりします。

あとは、ご飯がおいしいです。
日本のお米とミャンマーのお米は違います。
ミャンマーのお米は細長いです。

実際に日本で働いてみてどうですか?

工場のメンバーたちと参加した福岡のお祭り「博多どんたく」の一コマ。
「日本で働きたいという意思が強く積極的。よくコミュニケーションが取れている。」(工場長談)

好きな車に関われる仕事なので嬉しいです。
最初は、立ち仕事に慣れなくて疲れたけど、今は慣れました。
あと、働く時間が変わるのは大変でした。(※2交代制のこと)

会社の人は皆さん親切にしてくれます。
不安なこともあったけど、コミュニケーションをたくさんとって、しゃべることが大事です。

休日の過ごし方は?

フィリピン人の友達と遊びに行きます。
博多とか天神とか。
あとは、食料品の買い物もします。

日本来てからは料理をしていて、食材は日本で買いますが、調味料はミャンマーのお母さんから送ってもらっています。

最後に、あと残り3か月で研修も終わるとのことですが、今の心境や将来のことについて教えてください。

最初はホームシックになったけど、慣れてきて今は帰りたくない気持ちです。
日本とミャンマーを行き来するような仕事がしたいですし、車に関わる仕事をしたいです。
やりたいことはたくさんあります。

アジアンスマイルクラブより

キラキラした目でまっすぐにこちらを見ながら受け答えをしてくれたテテさん。同席頂いた工場長も「よくコミュニケーションが取れているし、日本語も全く問題にならない」というほど、工場メンバーにも溶け込んでいる様子でした。
バーベキューや釣り、ビーチボールなど社内外でのイベントにも積極的に参加し、日本での生活を満喫しているとのこと。
今月は日本語能力試験のN2を受験、帰国前には東京に遊びに行く等、本当にやりたいことがいっぱいあって大変ですと笑顔で教えてくれました。

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