温泉に入る効果・効能

温かいお湯に肩まで浸かることには大きな意味があります。全身を温めることで血行がよくなるのです。

新陳代謝も上がり、肥満防止や美肌の効果も得られます。全身がリラックスし、疲労回復にもなります。

これらの効果・効能はシャワーで体を洗うだけでは得られません。

さらに温泉のお湯には様々な成分が含まれています。

これらの成分が腰痛やリュウマチ、肌の疾患、冷え性を改善させてくれます。

中には糖尿病や動脈硬化の予防に効果があるものも日本には存在します。

さまざまな効果・効能があるので、日本に来たらぜひ温泉を体験してみましょう。

日頃のストレスも一気にリフレッシュできるかもしれませんよ。

温泉の入り方・マナー

日本の温泉に入る際にはいくつか守らなければならないマナーがあります。

マナーを守った上で温泉を楽しみましょう。

裸で入浴する

温泉ではみんな裸で入浴します。水着などは着ません。

隠したい部分はタオルを使って隠すようにしましょう。

入浴前にかけ湯をする

温泉に浸かる前には、特に下半身や腰回りを中心にお湯をかけて汚れを落とすようにしましょう。

入浴前に体を洗うのもおすすめです。

いきなり湯船に入るのは心臓にも負担をかけます。

体のことを考えた上でも、入浴前にはかけ湯をするようにしましょう。

タオル・髪の毛は湯船の中に入れない

湯船の中にタオルや髪の毛が入らないように注意をしましょう。

髪が長い場合はヘアゴムなどで束ねておきます。

お風呂場で走らない

お風呂の床はとても滑りやすくなっています。むやみに走ると転んでしまうかもしれません。

人にぶつかった場合も怪我につながります。お風呂場は静かに歩くようにしましょう。

シャワーを使うときには周りに配慮を

体を洗う場所でシャワーを使うことがあるかと思います。

その際周りの人に水をかけないように配慮をしましょう。

使ったものは元の場所に戻す

日本の温泉では体を洗う場所にシャンプーやボディソープなどが置いてあります。

また、水をためる桶や椅子なども用意されています。

これらは自由に使うことができますが、使ったら次に使う人のためにも元あった場所に戻すようにしましょう。

タトゥーが入っている場合は入浴を断られることも……

多くの日本の温泉ではタトゥーが禁止されています。

タトゥーを入れている場合は入浴を断られることもあるので、事前に温泉のホームページなどで確認しましょう。

身近なところにも温泉はある

温泉のような大きなお風呂は山奥や海辺のリゾートにしかないわけではありません。

実は街の中にも多くの温泉を見つけることができます。

街中に大きく「ゆ」と書かれた看板を見たことはありませんか？

その看板を出しているお店では温泉を楽しめます。値段も数百円から2000円以下であることがほとんどです。

一度スマートフォンで「温泉　住んでいる町の名前」で検索してみてください。

自宅近くの温泉をすぐに見つけられます。こうした温泉であれば平日の仕事が終わった後でも気軽に立ち寄れます。

もちろん週末に温泉旅行に出かけるのもおすすめです。温泉旅行のためのバスツアーもたくさんあります。

数千円から利用できるものもあります。温泉と一緒に日本の風景や食事も楽しみたい人はぜひ使ってみてください。