要望を言ってもらった方が楽!日本人とのコミュニケーション方法
「日本人ともっとコミュニケーションをとりたいけど、どうしたらいいのか分からない」
そう悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
日本人のコミュニケーションの特徴として「曖昧なところがある」や「空気を読む」などがあげられます。
これらの特徴に慣れず、悩む人も少なくありません。
この記事では日本人に対してどのように接したらいいのか、日本人の筆者がご説明します。
何か頼みたいことがあったら遠慮なく言って欲しい
日本に来て困ったことがあったり、日本人にお願いしたいことがあったら遠慮なく頼むようにしましょう。
確かに日本人の間には海外の人には理解しにくい曖昧さがあると感じるかもしれません。
だからこそ、海外の人には自分の要望をストレートに言って欲しいと思います。
例えば日本人と一緒に遊ぶ際、事前に待ち合わせ場所や時間を決めるかと思います。
その際多くの日本人はあなたに、「どこで待ち合わせる?」「何時に待ち合わせる?」などの質問をするでしょう。
このような場合は遠慮なく「何時にどこで会うのが自分にとって都合がいい」と言って大丈夫です。
日本人の曖昧さに気をつかう必要はありません。
何か要望や意見がある場合は、なるべくストレートに伝えるようにしましょう。
曖昧さを好む日本人ですが、海外の人に意見を言われてもだいたいの人は理解できます。
日本人は相手を喜ばせることで自分も嬉しくなれるが多い
上記の例で「待ち合わせ場所と時間を決める場合」を取り上げましたが、何かを決める時には話し合うことが多い日本人。
海外の人から見ると回りくどいようにも感じますが、これは日本人ならではの思いやりの気持ちの現れでもあります。
日本人は一つのことを決めるのに丁寧に話し合う傾向があります。
これは相手の都合に配慮して、最善の答えを出したいと考えているためです。
自分の都合だけを最優先することを、日本人は嫌います。
だからこそ、相手の意見に耳を傾けようとするのです。
外国人の皆様はそんな日本人の性質に甘えてください。
分からないことや要望・意見などがあったら積極的に日本人に伝えていきましょう。
物事をよりスムーズに決められます。
相手の都合を最優先したいと思っている人が日本人には多いので、要望や意見を言ってもらえるのは日本人としても負担を軽減できます。
少しシャイな人が日本人には多いので、打ち解けるのに時間がかかるかもしれませんが、根気よくコミュニケーションをとってもらえればと思います。
海外の人に自分の意見を言ってもらうことは日本人にとってもプラスになる
日本人に独特な曖昧な表現に悩む日本人も決して少なくありません。
そのため海外の人に思いをストレートに伝えてもらうことは、日本人にとってもいい刺激になります。
海外の人が自分の思いを率直に伝えるのを見ることは、日本人にとって学べるチャンスでもあります。
相手の都合に配慮することももちろん大切ですが、海外の人のコミュニケーションを見ることで自分の思いを伝えることの大切さも実感できるのです。
そのため日本人と接するときは、日本人に合わせて曖昧な表現をする必要はありません。
自分の国で使っている表現で、自分の思いを伝えてあげてください。
海外の人に率直に意見を言ってもらうことによって日本人もコミュニケーションスキルを向上させられます。
日本人を相手にするからこそ、自国のアイデンティティを大切にしてくださいね。
まとめ
日本人と会話をするのは、慣れるのに時間がかかるかもしれません。
しかし日本人は相手への思いやりや、相手を尊重することをとても重視しています。
だからこそ、無理に日本人に合わせようとするのではなく、自分の意見や要望をしっかり伝えるようにしましょう。
打ち解けるのに時間がかかるかもしれませんが、次第に自然なコミュニケーションが取れるようになります。