日本の特産物が楽しめる!身近な道の駅に出かけてみよう
日本の特産物が楽しめるのは観光地だけではありません。
実は身近な場所でも日本の特産物が楽しめることをご存知でしたか?
全国各地にある「道の駅」と呼ばれる施設では、その地域の特産物がたくさん販売されています。
日本で暮らしているのであれば、ぜひ一度は利用してほしい施設です。
「道の駅」って何?
道の駅とは1993年から日本全国に作られるようになった施設です。
地域の特産物の販売がされているだけでなく、ドライブ中の休憩施設としての機能も果たしています。
1993年以前、高速道路上にはサービスエリアやパーキングエリアはあったものの、一般道には休憩施設はほとんどありませんでした。
「一般道路でも24時間自由に利用できる休憩場所が欲しい」というニーズと、「地域の文化・名所・特産物をアピールする場所が欲しい」というニーズを掛け合わせて道の駅は誕生しました。
ドライバーからも、地域の自治体からも重宝されている施設です。
幹線道路沿いにあることが多く、道の駅を示す案内標識もあります。
休憩施設、情報発信機能、地域連携機能など諸々の条件を満たした施設だけが、国土交通省から「道の駅」として認められ、登録することができます。
ドライブ中は道の駅で休憩
道の駅は通常の鉄道の駅から離れた場所にあることも珍しくありません。
ドライブやツーリングの際に利用する施設です。
そのため街中で見かけることは少なく、どちらかというと田舎の地域に多く存在します。
現在(2019年)道の駅は全国に1160箇所あります。
当初は首都圏から離れた田舎の町や村に多く作られていましたが、2007年には東京都に初めての道の駅が作られました。
特産物を販売する商業施設だけでなく、24時間無料で利用できるトイレや自動販売機などがあります。
夜間であっても電気が点く明るいトイレが無料で利用できるので、ドライブの際にはとても便利です。
駐車スペースも広いので長時間利用していても問題ありません。
ドライブ中に疲れた場合の仮眠にも使えます。
中には道の駅に車を停め、車中泊で旅行をする人もいます。
道の駅で楽しめるもの
おいしいだけでなく、無農薬で栽培された野菜や果物なども道の駅では販売されています。
他にもその地域の蔵で作られた地酒やワイン、デザート関係の商品も楽しめます。
日本も地域によって栽培されている野菜・果物が異なります。
道の駅ではそうした地域での特色の違いを実感できるでしょう。
地域の特色を生かした商品が並んでいるのも道の駅の特徴の一つです。
北海道などでは海産物が楽しめる道の駅があったり、東海地方では農産物が多く販売されています。
さらに道の駅の中にレストランがある場合もあります。
地域の食材を使った食事が楽しめるレストランも多く、普段イメージする日本食とはまた違った料理を楽しめます。
最近ではSNSで注目を集めるような食べ物が販売されることも増えました。
他にもお土産や、工芸品なども販売されています。
日本各地の道の駅を訪れて、その地域の特産物を堪能しましょう。
観光施設としての機能もある
道の駅は地域の情報を発信する機能も果たしています。
そのため周辺には観光施設や名所などがあることも少なくありません。
観光案内所が併設されていることもあります。
地域の絶景や、歴史上人物などの情報が、道の駅では発信されています。
そうした情報を元に、その地域を観光するのもおすすめです。日本の新しい一面を見つけられるかもしれません。
まとめ
休憩施設・商業施設であるだけでなく、観光案内所の機能も持っている日本の道の駅。
ドライブ中に日本の文化を楽しめるので、ぜひ一度利用してみてください。