日本で面接を受ける前に知っておきたいこと
日本での就職活動を検討されている方や、すでに面接を間近に控え、不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
この記事では上記の方に向けて、以下のポイントについて紹介していきます。
・日本の面接について
・最低限押さえておきたい、面接の基礎
・外国人がよくされる質問
実体験に基づいた内容となっていますので、お役に立てる記事になっていると思います。
ぜひ最後までお読みください。
日本の面接ってどんな感じ?
日本の面接では、ビジネスマナーができている人かどうかを評価されます。
ポイントは、「挨拶」と「身なり」です。
最低限、この2つは押さえておきたいポイントです。
挨拶に関して
日本人はビジネスマナーとして、「挨拶」に重きをおきます。
ですので、入退室での挨拶や、面接前後の挨拶は欠かさず言うことを意識しましょう。
例えば、
入室する時:「失礼致します」
退室する時:「失礼しました」
面接前:「本日はよろしくお願い致します」
面接後:「本日はお時間頂きありがとうございました」
服装は?
身なりについては、「清潔感」と「その場に適した服装であるかどうか」が重要です。
「清潔感」とは、
・シャツにシワやヨレがない
・ネクタイがしまっている
・髪型が整えられている
などが挙げられます。
「その場に適した服装であるかどうか」については、日本の面接では、大前提スーツを着用していく文化があるので、スーツがベストな服装です。
しかし、持っていない場合は、ビジネスカジュアルの格好でも問題ない場合もあります。
ビジネスカジュアルの場合、ジャージやジーンズ、またスニーカーやサンダル、襟なしのTシャツ等は避けてください。
ビジネスカジュアルと言えば、以下のような格好を参考にしていただければと思います。
男性の場合:チノパンやスラックスパンツ、襟付きのシャツやポロシャツの上にジャケットを羽織り、くつは革靴などです。
女性の場合:スカートやスラックスパンツ、ブラウスにジャケットを羽織り、ヒール。
私の外国人の知人も、上記のような格好で面接をしていましたが、問題なく内定をもらっていますので、ご安心ください。
不安な場合は、事前に担当者に聞くと安心ですね。
持ち物は?
・履歴書(顔写真)
→顔写真を貼ることに抵抗がある方がいるかもしれませんが、日本の面接では顔写真を貼って、履歴書を提出することが基本となっています。
・ノート・ペン
→聞きたいことや、重要なことをメモできるように持っていきます。
・クリアファイル
→書類などもらうこともあるかと思います。あると便利です。
面接の流れは?
受付で
・面接の時間を伝える
・担当者の名前を伝える
・目的を伝える
上記3点をまずは伝えます。
その後、担当者がきて面接が始まるという流れです。
基本的には、
1.自己紹介
2.志望理由
3.今後のキャリアについて
4.逆質問
という流れが基本的な面接の流れです。
面接では何を聞かれるの?定番の質問を紹介
外国人がよく聞かれる質問について紹介します。
この質問については、事前に答えられるように準備していくと、当日焦らずに答えられるので、おすすめします。
なぜ日本にきたのか
1つ目は、なぜ日本に来たのかという質問です。
定番となっていますので、日本に来た目的や背景などを答えられるように準備しておくと良いです。
また、担当者の方も、興味本位で知りたいという要素もありますね。
将来のキャリアプランについて
2つ目は、将来のキャリアプランについてです。
この質問をする背景として、会社としては少しでも長く働いてもらいたいという想いがあります。
ですので、すぐに帰国してしまう人よりは、中長期で働いてもらえる方を採用していきたいのでしょう。
なぜ日本で就職するのか
3つ目は、日本で就職活動をする理由について聞かれます。
日本に来た目的と絡めて答えられると、一貫性があり良いですね。
逆質問とは?面接官に何を質問するの?
日本の面接では、「逆質問」という時間があります。
この時間では、面接官に自由に質問ができます。
どんなことを聞けばよいのか分からないこともあると思うので、以下に参考を紹介します。
聞いてもいいこと
特段なければ、以下の質問をすると、ベターです。
・「入社までに身に付けておくべきスキルや資格について」
・「配属される可能性が高い部署について」
・「具体的な1日の仕事の流れについて」
避けるべき質問
逆質問の時間で、以下に挙げる項目については、質問を避けることをおすすめします。
・「特にありません」
→興味がない方という印象を相手に与えてしまいます
・HPを調べればわかるような質問
→こちらも、自社に興味がない方という印象を相手に与えてしまいます。
まとめ
いかがでしたでしたでしょうか。
不安なことも多いと思いますが、最低限のマナーを押さえた上で、予め想定される質問の答えを作っておくことで、当日は余裕を持って面接にのぞめます。
今回の記事を参考に、ぜひ日本での就職活動を頑張って頂けましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
Written by NOBE-yuuki